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2026/06/30 20:47

こんにちは。京都・長岡京市の帽子工房「帽子の木」です。
今回は、母が和ダンスの中で長年保管していた着物(道行きコート)を使って、ベレー帽へリメイクしたお話です。
「思い出があるから処分できない。」
そんな着物が、ご自宅の和ダンスに眠ったままになっていませんか?
前回は同じ着物からバケットハットを制作しましたが、
今回はその残りの生地を使って、世界にひとつだけのベレー帽を作りました。

和ダンスで眠っていた母の着物
母は以前から、和ダンスにしまったままの着物をどうしようか悩んでいました。
着る機会はほとんどない。
でも、思い出が詰まっているから簡単には手放せない。
そんな気持ちを抱えたまま、大切に保管されていたのが、この道行きコートでした。
「捨てる」のではなく、「新しい形で残す」
そんな選択肢があってもいいのではないかと思い、帽子へリメイクすることにしました。

残布から生まれたベレー帽
前回制作したブリムハットで使い切れなかった生地を見ながら、
「この生地なら、まだベレー帽が作れそう。」
そう思い、柄の向きや色合いを考えながら裁断を進めました。
限られた生地だからこそ、どこを使うかで完成した帽子の印象が大きく変わります。
一針一針丁寧に縫い上げ、世界にひとつだけのベレー帽が完成しました。
着物ならではの落ち着いた風合いと、普段使いしやすいデザインが合わさり、思い出を身近に感じられる帽子になりました。


母も「これなら毎日かぶりたい」と笑顔に
完成したベレー帽を母へ見せると、
「同じ着物から、こんな帽子も作れるんやね。」
と、とても喜んでくれました。
前回のブリムハットに続き、思い出の着物が新しい形になって残ったことが、私にとっても嬉しい瞬間でした。
一着の着物を最後まで大切に活かせたことも、このリメイクの魅力だと感じています。

リール動画でもご紹介しています
今回の着物リメイクの様子は、Instagramのリール動画でもご紹介しています。
タンスに眠っていた思い出の着物が、ベレー帽へ生まれ変わる様子をご覧いただけます。
前回制作したブリムハットの残り生地を使い、新たにベレー帽へリメイクしました。
「こんな使い方もあるんだ。」
そんな新しい発見として、ぜひご覧ください。
着物を処分する前に、思い出を残すという選択
着物リメイクというと、バッグやポーチを思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも帽子は、毎日気軽に身につけられるアイテム。
思い出の着物を、日常の中で楽しめる形へ生まれ変わらせることができます。
「和ダンスの着物をどうしよう。」
「処分するのはもったいない。」
そんな方へ、新しい選択肢として帽子リメイクを知っていただけたら嬉しいです。
リメイク帽子の制作依頼も受付中です
帽子の木では、お客様がお持ちの古着や思い出の服を使ったリメイク帽子の制作依頼を承っています。
ジーンズはもちろん、シャツやジャケットなどからも制作可能です。
「この服でも帽子になりますか?」
そんなご相談もお気軽にどうぞ。


