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2026/05/10 21:36

履かなくなった古着ジーンズを解体して、
バケットハットへリメイクしました。
今回使用したのは、自分が履かなくなった古着デニム。
長く履かれてきたジーンズには、
新品にはない色落ちやシワ、擦れ感があります。
その“使い込まれた表情”が、
リメイク帽子の一番の魅力だと思っています。
新品の生地で作れば、綺麗に整った帽子は作れます。
でも古着には、一点一点まったく違う個性があります。
色落ちの位置。
ポケット跡。
アタリ。
生地の柔らかさ。
同じデニムは存在しないので、
完成する帽子も必ず一点物になります。
そしてそれが、古着リメイクの面白さでもあります。
古着ジーンズが帽子になるまで
今回の制作は、こんな流れで進めました。
① ジーンズを解体
まずは古着ジーンズを、裁断バサミで丁寧に解体していきます。
縫い目を確認しながら、
使える部分を見極めていく作業です。
この時点で、
「どの色落ちをどこに使うか」を考えながら進めています。

② バケットハットの型紙を準備
次に、バケットハットのパターン(型紙)を準備。
帽子は立体なので、
少しの形の違いでシルエットが大きく変わります。
被った時のバランスや深さ、
ツバの角度なども考えながら制作しています。

③ バンドナイフ裁断機で裁断
型紙に合わせて、生地を裁断。
帽子の木では、
バンドナイフ裁断機を使ってパーツを切り出しています。
ただ真っ直ぐ切るだけではなく、
古着デニムの“いい表情”が出る位置を探しながら裁断しています。
同じ型紙でも、
使うデニムによって完成の雰囲気は全く変わります。
裁断の動画はこちら(Instagramリール動画)

④ 工業用ミシンで縫製
裁断したパーツを、工業用ミシンでひとつずつ縫製。
デニムは厚みがあるので、
縫い重なる部分にはかなり力が必要です。
帽子の木では、
昔ながらの工業用ミシンを使いながら、
手仕事で丁寧に仕上げています。
量産ではなく、
ひとつずつ表情を見ながら制作しています。
ミシン縫製の動画はこちら(Instagramリール動画)
※後日投稿予定

⑤ バケットハット完成
古着ジーンズだった生地が、
新しい形のバケットハットへ。
履かなくなった服が、
また誰かの日常で使われる。
そういう循環が、リメイク帽子の魅力だと思っています。


⑥ 実際に試着
実際に被ると、
デニム特有の存在感がしっかり出ます。
古着ならではの色落ちや風合いが、
コーディネートのアクセントになります。
使い込まれたデニムだからこそ出せる雰囲気があります。

同じものは、二度と作れません
リメイク帽子は、
使う古着によって表情が全部変わります。
だから、
まったく同じ帽子は作れません。
それは量産にはない魅力であり、
一点物ならではの価値だと思っています。
帽子の木では、
お客様の古着を使ったオーダー制作も行っています。
「思い出の服を残したい」
「着なくなったデニムを形にしたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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